バンデイジ二回目鑑賞

念願の二回目見に行ってきました(^-^)/
今回は展開がわかっているからか、一人一人の表情などをじっくりと見ながら鑑賞。

初回はナツにばかり感情移入してしまったが、今回はいろいろ。

『勇気』が売れなくて、みんなで会議しているシーンのナツがもう見ていてツラい。

赤西くん、この時のナツの気持ち…繊細なナツの心情を、とてもリアルに演じていますよね。
アルミがブチきれるその後の流れもキャストの演技力が冴える!
あの辺り一番好きかも。


ナツが「服の靴」でアサコの家にあがり、お母さんと3人で話すシーン。ここは斉藤由貴(懐かしいなぁ♪)がとってもいい味出してると思う!
酔っ払ってちょっと普通じゃなくなってるナツと、対照的にユキヤとのこと、「お前がLANDS壊したから」なんて言われてがっつり落ち込んでいるアサコとの間で絶妙な空気を作り出していたなぁ。
あのシーンは全体的にコミカルで、それは斉藤由貴の演技によるものじゃないかと。

その後のシーン…ナツ、酔っ払って結構レロレロだったんだ(^_^;)

お互いに嫌いって言い合っていたけど…これはその言葉通りじゃないよね。
似た者同士でお互いに惹かれ合っていたことは確か。ただ、この先一歩踏み出すことはあの時の2人には許されなかった。LANDSが危機に来ている現状とその一因となった2人、そしてLANDSの将来を考えたら…。
怖がりな2人にはその後どうなってしまうのかが怖くて怖くて。
辛く悲しいキスでした。
なんて切ないシーンなの(;_;)

それからユカリがナツとのやりとりでいろいろと語りドラムを叩くシーン、ここでも苦しんでいる人がいるなぁと。
『二十歳の戦争』が始まりユカリが泣いてて…今回はここ、ユカリの立場からこの歌を聞く。

ナツの歌声が優しくて、でも力強くて。きっとユカリは乗り越えられるよ、って。ナツの歌声はそう言っているみたいだった。

ラストのシーン、初回は正直『!?…これで終わりかい!』と思ってしまったが、今回は何だか私の中で2人に明るい将来が見えました。

歌っているナツがいる。ライトを浴びてキラキラしているナツがいる。

あの時はお互い傷つけ合うしか出来なかったけど、少し成長した2人。

分かり合えたらいいな。
2人は音楽を通して良きパートナーになれるんじゃないかと、明るい未来が待ってるラスト。
そう解釈しました(^-^)


んー、自分勝手に想像して楽しめる、実に楽しい映画でした♪

たぶんもう劇場では見ないけど(子守の関係で無理!)、DVDになったらこれまたしばらくはリピするんだろうなぁ!

ひとつじっくりとみたいシーンがあります。というか暗くてナツの表情がはっきりわからないんだけど、ユキヤが「アサコとキスした」と言うところでタバコ持ったまま震えているナツ→ユキヤを殴る前とか後とか、じーっくりと赤西くんの演技を見たい!

今回も劇場はガラガラでしたが(^_^;)
たくさんの人に見てもらいたい!
赤西くん、いいよー、ジャニーズじゃないよ、バンドだからね!! by小林監督